マルペケ

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生き方を繋ぐ

織田さんとはじめてお会いしたのは、2013年の秋前。
僕が自然栽培について調べている時に、愛知県内で自然栽培を軸に生き方について啓蒙活動を行っている「めぐみ農場」さんのサイトを見つけました。
その頃、代表をされていた織田さんにアポイントを取ったのがキッカケでした。

織田さんは、ご自身の大病の経験からくる価値観を非常に明確にお持ちで、現代のコミュニティ、生き方、食生活へ、様々なアプローチで活動をされている方です。

現在、共同代表をされている”里まちカフェめぐみえん”では、「自然栽培」の魅力を伝えるために、消費者の近くに運ぶ事、消費者との接点を持つ事、また試しに食べてもらう事、これらを目的にした拠点です。

“里まちカフェめぐみえん”を通じて、生き方(食べ物のあり方)として捉える「自然栽培」の魅力を発信し続けています。

自然栽培(無農薬・無肥料)の作物で作ったカレー。
カレーの上にある野菜は、紅芯大根、ベニマル大根、紅菜苔(コウタイサイ)、紅菜苔菜花、紅菜苔の葉、人参、サラダ水菜。サイドに人参、ベニマル大根の葉のお漬物。スープは人参、紅芯大根、人参葉、紅芯大根葉の玄米麹スープ。お米も含め、全て自然栽培の作物です。日によって、野菜やスープの内容が変わります。

自然栽培(無農薬・無肥料)の作物で作った蒸し野菜プレート。
蒸し野菜プレートは、紅芯大根、ベニマル大根、紅菜苔、紅菜苔葉、大根、じゃがいも、千筋京水菜、ミニトマトアイコ、ミニ人参、大豆ミートの佃煮。副菜は、じゃがいもとネギと黒胡麻の煮物。青梗菜と紅菜苔と水菜の菜花炒め。スープは人参、紅芯大根、人参葉、紅芯大根葉の玄米麹スープです。お米も含め、全て自然栽培の作物です。
日によって、野菜やスープの内容が変わります。

プロフィール

H18年食道癌になり15時間の大手術を行うが、5年間生存率20%前後と知る。
その後、がんになった原因を取りのぞくため、食生活をはじめ生活習慣改善などを行い、「生き方」を180度変えたことで、持病だった高血圧・高脂血漿・肝障害・うつ病・アルコール依存症・パニック障害も完治。
再発の不安もなくなり、がんになる以前より身体も心もはるかに健康に、「がんなって本当に良かった!」と思えるようになる。
自身の体験を通して、身の回りで起こる様々な「困難」も一つのきっかけに過ぎないことを、身体や心の病で苦しむ人に伝えたいとの思いで、平成20年7月、26年間勤めた㈱三越を退社。
その後、がん患者のサポートをする傍ら、食と健康の啓蒙活動を行う。
平成21年4月「幸せになるための食!」を理念に「玄米おむすびの会」を立ち上げる。
H21年6月NPO法人ガンの患者学研究所副代表理事、「いのちの田圃の会」全国患者会長として、講演会や全国キャラバン、セミナー専任講師などを行い、患者さんのサポートをする。増え続ける「がん」に危機感を感じ、「がんで苦しむ人をなくしたい」との思いで、H23年3月「日本がんマネジメント協会」設立、理事長に就任。
H23年9月「映画降りてゆく生き方」上映会にて”奇跡のりんご”木村秋則氏と出会ったことがきっかけで、東郷町で耕作放棄地を借りてノーマ農園を開設「自然栽培」を始める。
H24年2月 愛知県西尾市「ふれあい体験ファームめぐみ農場」で、愛知農場再生プロジェクトを立ち上げ、自然栽培の普及を始める。
H25年11月緑内障悪化で失明に向かっていることがわかる。視力低下・視野欠損のため車の運転が困難になったこと、直射日光による紫外線が緑内障の進行を進める可能性があることから農業を断念。
名古屋市北区にて"里まちカフェ めぐみえん”をコンソージアム(共同事業帯)で立ち上げるとともに、自然栽培農産物の販売及び普及、自然栽培的な生き方の提案を始める。
著書「がんの管理学」自費出版

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2014.04.23

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