マルペケ

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市民交流の課題点

以前、とある市の市長が、市の中での問題として「赤の他人村」が起きているとのお話をしてくれました。
近年の市の発展とともに、市民の数は増えてゆくが、現代の世代は近所の交流も少ないこと。
市民の数は、近々頭打ちも見えている中で、今後数十年で、税収も減ってくるのはわかっている。
今のうちに、人の交流が少ない状況の解決へと、施策を考える必要があると言う事でした。

確かに、この状況のまま、災害が起これば、大変な事になる。
また、街の治安もどうしたって行政頼みだけでは難しくなる。
市に暮らしている一人一人の意識なのか、行動なのか、なにか変化を考えてゆく必要があると感じました。

暮らし方の変化、関わりの変化

赤の他人村に対する、僕の感じている事は、世代間の暮らし方に「暮らし方の縦割り」が存在すると思います。
それは、循環的な暮らしをしていた、50年前以前の世代。そして、使い捨てが日常となった現世代。
資料内には書いていませんが、循環的な思考には、おのずと色々な物や事、生き物にも役割を感じています。
一方、現代の暮らしには、色々な物や事、生き物の役割すら単一的な考えになりがちです。

なんかちょっと暮らし方がシフトした分、人の大切・重要にしている部分もシフトしたのかなと。

僕もこの問題は、個人的にはとても重要な視点に感じます。
合同会社つむぎてのメンバーとして、僕らが行っている、耕作放棄地の活用や自然循環を活かす栽培などは、この、赤の他人村問題にも繋がるヒントがあると感じています。

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(内容は、制作したシートの抜粋です。導入やオチの部分は掲載はありませんので、ご了承ください。)

2019.03.05

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